屋根塗装・屋根リフォームの費用相場【2026年】塗装40万円〜・カバー工法120万円〜|補助金は使える?

住宅の屋根瓦を交換する職人のイラスト

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結論:屋根リフォームの費用相場(30坪目安)は、塗装が40万〜60万円、カバー工法が120万〜180万円、葺き替えが120万〜260万円。「屋根塗装だけ」に使える国の補助金は2026年度時点でありません。使えるのは①自治体の遮熱塗装補助(10万〜20万円が相場)と、②屋根・天井の断熱改修まで踏み込む場合の国の「みらいエコ住宅2026事業」(リフォーム上限100万円/戸)の2つです。補助金は着工前申請・先着順が原則なので、まず相見積もりで適正価格を固めてから制度を確認する順序が失敗しません。

※2026年7月13日時点の情報です。制度の最新条件は各公式サイトでご確認ください。

この記事のポイント

  • 費用相場(30坪目安)は屋根塗装40万〜60万円/カバー工法120万〜180万円/葺き替え120万〜260万円。工事方法で総額が大きく変わります。
  • 「屋根塗装だけ」に使える国の補助金は2026年度時点でなし。屋根・天井の断熱改修まで行えば国の「みらいエコ住宅2026事業」(リフォーム上限100万円/戸)が対象になります。
  • 自治体の遮熱塗装補助は10万〜20万円が相場。着工前申請・先着順が原則です。
  • 失敗しない順序は相見積もりで適正価格を固める→制度を確認。相場を知らずに契約するのが最大の失敗要因です。

編集部の見解|屋根リフォームを選ぶ視点

屋根の改修は、塗装・カバー工法・葺き替えを劣化度で選び分けるのが基本です。編集部は、下地や防水層の状態まで診断したうえで必要十分な工法を選ぶべきだと考えます。

見た目より防水・寿命延長が本質です。複数社で診断と見積もりを比較し、過剰でも過少でもない工事を選んでください。

※本欄は公式情報をもとにした省エネ住宅ナビ編集部の分析・見解です。最終的な判断は各制度・メーカーの公式情報をご確認ください。

目次

屋根リフォーム3工法の費用相場(30坪目安)

工法費用相場耐用年数の目安向いているケース
屋根塗装40万〜60万円
(シリコン約2,300円/㎡、フッ素約4,300円/㎡)
約8〜15年築10〜15年で、スレート・金属屋根の劣化が軽い
カバー工法
(ガルバリウム重ね葺き)
120万〜180万円約25〜30年築20年超のスレート屋根。下地(野地板)が健全
葺き替え120万〜260万円
(ガルバリウムへ100万〜160万円)
屋根材による雨漏り・下地の劣化がある。瓦から軽量化したい
屋根リフォーム3工法の費用相場(30坪目安) 屋根塗装 40万〜60万円 カバー工法 120万〜180万円 葺き替え 120万〜260万円 0 50 100 150 200 250(万円) ※30坪の戸建てを想定した総額の目安(足場代込み)。屋根材・勾配・下地の状態で変動します。 ※葺き替えは瓦など重い屋根材からの施工で高くなり、ガルバリウムへの葺き替えは100万〜160万円が目安。

フッ素塗料を使う場合の総額は70万〜90万円程度に上がりますが、塗り替えサイクルが延びるため長期では割安になることもあります。注意したいのは、2004年以前に建てられた住宅のスレート屋根はアスベストを含む場合があること。葺き替え時の撤去・処分で30万〜50万円程度の追加費用がかかることがあり、撤去が不要なカバー工法ならこの費用を回避できます。

屋根は外壁と足場を共用できるため、外壁塗装と同時に行うと足場代を一度で済ませられ、総額を抑えられます。

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屋根塗装・屋根リフォームに使える補助金

国の補助金:塗装単体は対象外、断熱改修とセットなら対象

国の「みらいエコ住宅2026事業」(子育てグリーン住宅支援事業の後継)は、断熱改修などの必須工事を2カテゴリー以上行うリフォームに最大100万円/戸を補助する制度です。ただし遮熱・断熱塗料の塗布は「断熱材の設置」とみなされないため、屋根塗装だけでは対象になりません。屋根・天井の断熱改修や窓改修とセットで行う場合に活用余地があります。対象は2025年11月28日以降に着工した工事で、申請は予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)です。

自治体の補助金:遮熱塗料の使用で10万〜20万円

自治体独自の制度では、遮熱塗料を使った屋根塗装が補助対象になるケースがあります。例えば東京都新宿区・江東区は上限20万円、杉並区は上限15万円、横浜市は最大20万円です。「着工前の申請が必須」「先着順」「市区内業者への発注が条件」といった共通の注意点があります。お住まいの地域の制度は大阪府愛知県福岡県などの都道府県別まとめでも確認できます。

自然災害による破損なら火災保険が使えることも

台風・強風・雪害などで屋根が破損した場合は、火災保険の風災補償で修理できる場合があります。ただし経年劣化による傷みは対象外です。「保険を使えば無料で直せる」と持ちかける訪問営業にはトラブルが多いため、申請は必ず自分で保険会社に確認しましょう。

失敗しない進め方:相場把握→業者選び→補助金の順

補助金は魅力的ですが、金額は10万〜20万円程度。それより見積もり比較で数十万円の差が出るのが屋根リフォームです。まず複数社の見積もりで適正価格と最適な工法(塗装で済むのか、カバー工法が必要か)を見極め、そのうえで自治体制度の受付状況を確認するのが最短ルートです。

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よくある質問

屋根塗装に国の補助金は使えますか?

屋根塗装単体では使えません。2026年度の国の制度(みらいエコ住宅2026事業)は断熱改修等が必須のため、塗装だけの場合は自治体の遮熱塗装補助(10万〜20万円)を探すのが現実的です。

屋根塗装とカバー工法、どちらを選ぶべきですか?

築10〜15年で下地が健全なら塗装(40万〜60万円)、築20年を超えたスレート屋根で表面の劣化が進んでいるならカバー工法(120万〜180万円)が目安です。雨漏りや野地板の腐食がある場合は葺き替えが必要になります。

アスベスト入りの屋根だと費用は上がりますか?

2004年以前のスレート屋根はアスベストを含む可能性があり、葺き替えでは撤去・処分費が30万〜50万円程度追加になることがあります。撤去しないカバー工法なら回避できます。

外壁塗装と同時にやるべきですか?

足場を共用できるため、屋根と外壁の劣化時期が近いなら同時施工が割安です。詳しくは外壁塗装の補助金と費用相場の記事をご覧ください。

出典

この記事の執筆・編集方針について

本記事は省エネ住宅ナビ編集部が執筆・編集しています。補助金・制度に関する記述は、経済産業省・環境省・国土交通省および各自治体の公式サイト・公式資料を確認したうえで作成し、記事内に出典を明記しています。特定のメーカー・施工会社に属さない中立な立場で情報を整理しています。

制度の受付状況・要件・予算の消化状況は変動します。申請の最終判断は必ず各事業の公式サイトでご確認ください。記載内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせフォームよりご連絡いただければ、確認のうえ速やかに訂正します。

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この記事を書いた人

省エネ住宅ナビ編集部です。国・自治体の公式情報をもとに、補助金・太陽光・蓄電池・エコキュート・リフォームの「いくらかかる?いくら戻る?」を中立の立場で整理しています。数値・期限は必ず一次情報で確認し、情報基準日を明示する編集方針です。

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