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結論:V2H補助金2026(令和7年度補正のCEV補助金)は、個人宅なら機器費75万円+工事費55万円で最大130万円。受付は2026年7〜9月の予定で、予算約55億円に達した時点で打ち切られます。個人宅はEVを保有または発注済みであることが条件で、発注・着工は交付決定後でなければ対象外です。
この記事では、経済産業省が2026年6月12日に公表した概要資料をもとに、補助額・条件・スケジュールと、受付開始までに準備しておくべき書類を整理します。V2H本体の価格相場や元が取れる年数についてはV2Hの費用対効果は?設置費用の相場と2026年度補助金・元が取れる年数を解説で詳しく扱っています。
V2H補助金2026の補助額は個人宅で最大130万円
令和7年度補正予算では、V2H充放電設備・外部給電器の導入補助に約55億円が措置されました。資料には「住宅への設置をより促進するため、機器代に対する補助上限については個人宅・マンションへ設置する場合も公共施設等へ設置する場合と同額に引き上げる」と記載されており、個人宅の機器上限が引き上げられた点が今年度の変更点です。
設置場所の区分別の補助上限
| 区分 | 主な要件 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|---|
| ①個人宅・マンション | 個人宅およびマンション共用部。個人宅はEV等を保有または発注済みの場合に限る | 機器1/2・工事1/1 | 機器75万円+工事55万円 |
| ②-1 公共施設 | 地方公共団体等が保有・管理する施設(庁舎・公民館など) | 機器1/2・工事1/1 | 機器75万円 |
| ②-2 災害拠点 | 地方公共団体等と締結した「災害協定」に関する施設(医療機関、福祉・老人施設、町内会施設など) | 機器1/2・工事1/1 | 工事95万円 |
| ③その他施設 | 上記以外の施設 | 機器1/2・工事1/1 | 機器75万円+工事55万円 |
注意したいのは、補助額が定価ではなく実際の購入価格に補助率を乗じて算定される点です。機器費の上限75万円を満額受け取るには機器の購入価格が150万円以上である必要があり、値引き後の価格が100万円なら補助は50万円になります。
受付は2026年7〜9月予定・予算切れで即終了する
| 工程 | 時期(令和8年=2026年) |
|---|---|
| 受付期間 | 7月〜9月 |
| 交付決定時期 | 9月〜11月 |
| 実績報告締切 | 令和9年(2027年)1月末 |
同資料には「申請日順に審査を行う。予算額を超過する申請が入った時点で申請受付を中止する」と明記されています。つまり9月末まで受付が続く保証はなく、早い者勝ちの制度です。なお、前年度(令和6年度補正・令和7年度当初予算)分のV2H補助金は、次世代自動車振興センターの案内ページで受付終了が告知されています。
申請の順番を間違えると補助対象外になる
前年度の案内によれば、交付決定は不備のない申請を受け付けてからおおむね1〜2か月程度で行われます(申請が集中した場合はさらにかかることもあります)。設置を急いでいても、この期間は工事を始められません。また実績報告は、工事もしくは支払いの完了日から30日以内を目途に提出するよう案内されています。
受付開始までに準備しておく書類
令和7年度補正分の応募要領はまだ公表されていません(2026年7月時点)。ただし前年度の交付申請では、次のような書類の添付が求められていました。同程度の準備が必要になる可能性が高いため、受付開始前から施工店と揃えておくと有利です。
- 本人確認書類
- 見積書
- 車検証(EVを保有している場合)または新車注文書(発注済みの場合)
- 設置場所見取図・平面図
- 配線ルート図・電気系統図
- (施工前)要部写真
- 設置場所・給電対象施設の所有者でない場合は所有者の承諾書
- マンションの場合はマンション等であることを証する書類
出典:次世代自動車振興センター「令和6年度補正・令和7年度当初予算 V2H充放電設備の導入補助金」の交付申請時添付書類一覧。令和7年度補正分の必要書類は、今後公表される応募要領で必ず確認してください。
図面や要部写真は施工業者に用意してもらう書類です。見積書と図面の準備は、業者が決まっていないと1歩も進みません。受付開始が7月と近いため、業者選定はすでに待ったなしの状況です。
見積書は交付申請の必須添付書類。まず相見積もりから
CEV補助金の交付申請には見積書の添付が必要で、しかも発注前に申請しなければなりません。V2Hと蓄電池のどちらが自宅に合うか迷っている段階でも、複数社の見積もりを揃えておけば受付開始(2026年7〜9月予定)にすぐ動けます。タイナビ蓄電池は太陽光・蓄電池の一括見積もりサービスで、利用は無料です。
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V2Hと蓄電池、どちらを選ぶべきか
V2H補助金は個人宅の場合「EV等を保有または発注済み」が前提条件です。EVを持っていない、または購入予定がない家庭はこの補助金を使えません。その場合は据置型の家庭用蓄電池が選択肢になり、こちらは家庭用蓄電池の価格相場と補助金まとめで解説しているとおり、国のDR補助金や自治体補助金の対象になります。
逆に、すでにEVを保有している家庭にとってV2Hは、EVの大容量バッテリーをそのまま非常用電源・自家消費用のバッテリーとして使えるため、蓄電池を別途購入するより導入コストを抑えられる可能性があります。V2Hの本体価格や回収年数の試算はV2Hの費用対効果の記事を参照してください。
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よくある質問
V2H補助金2026の受付はいつから始まりますか?
経済産業省の公表資料では、令和8年(2026年)7月〜9月が受付期間として想定されています。ただし「現時点で想定しているスケジュールであり、変更の可能性あり」と明記されているため、実際の開始日は執行団体である次世代自動車振興センター(NeV)の応募要領の公表を待つ必要があります。
補助金はいくらもらえますか?
個人宅・マンション共用部の場合、機器費は補助率1/2で上限75万円、工事費は補助率1/1(全額)で上限55万円、合わせて最大130万円です。補助額は「実際の購入価格」に補助率を乗じて算定されるため、機器の定価が150万円未満なら機器分の補助は75万円に届きません。
EVを持っていなくても申請できますか?
個人宅の場合はできません。令和7年度補正の要件では、個人宅への設置は「EV等を保有または発注済みの場合に限る」とされています。EVの購入を検討中というだけでは対象外で、少なくとも発注済みであることが必要です。
V2Hを先に発注してから申請してもよいですか?
いけません。V2H充放電設備の発注前・工事の施工開始前に申請することが必要で、発注および工事の開始は補助金交付決定日以降でなければなりません。順番を逆にすると補助対象外になります。
予算が足りなくなったらどうなりますか?
申請日順に審査が行われ、予算額を超過する申請が入った時点で申請受付が中止されます。令和7年度補正のV2H関連予算は約55億円です。受付期間の終盤まで待つのではなく、開始直後に不備のない申請を出せる状態にしておくことが重要です。
補助金をもらったV2Hは自由に処分できますか?
一定期間は制限があります。前年度の案内では、交付を受けたV2H充放電設備(財産)を5年間保有・運用することが申請者の義務として示されています。途中で撤去・売却する場合は事務局への手続きが必要になります。
出典
- 経済産業省「令和7年度補正予算『クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てん設備等導入促進補助金』」(最終更新:2026年6月12日)
- 経済産業省「『V2H充放電設備/外部給電器』の導入補助金の概要(令和7年度補正)」(2026年6月12日公表)
- 一般社団法人次世代自動車振興センター「令和6年度補正・令和7年度予算 V2H充放電設備の導入補助金」
