先進的窓リノベ2026の予算消化率と締切予測【2026年8月版】8月1日時点15%・上限到達はいつ?

先進的窓リノベ2026の予算消化率と締切予測|窓・断熱リフォーム補助金の申請状況

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先進的窓リノベ2026事業の予算消化率は、2026年8月1日0時時点で15%です。予算1,125億円に対して申請額はおよそ169億円(当サイト試算)で、残りは約956億円。少なくとも夏の時点で「もう間に合わない」という状況ではありません。ただし、申請ペースは4月から毎月4〜6割ずつ増え続けており、駆け込みが集中する秋以降は状況が変わります。

この記事では、環境省・住宅省エネ2026キャンペーン公式が毎日公表している申請額データと、月別の交付申請実績(公式)をもとに、予算がいつ上限に達しうるかを3つのシナリオで試算し、逆算していつまでに契約すべきかを整理します。

この記事のポイント

  • 2026年8月1日0時時点の予算消化率は15%(予算1,125億円・公式公表値)
  • ✓ 月別の申請額は4月20.6億円→5月30.7億円→6月44.0億円と毎月4割超のペースで増加(公式)
  • ✓ 3シナリオ試算では、横ばいなら12月末で約47%、実績ペースが続けば12月上旬に上限到達の可能性
  • 2024年事業・2025年事業はいずれも12月31日まで受付が続いた(環境省公式)=過去2年は予算枯渇による前倒し終了なし
  • ✓ 実務上の締切は交付申請の予約が11月16日、交付申請が12月31日。工事期間を考えると9月中の契約が安全圏
目次

先進的窓リノベ2026の予算消化率は2026年8月1日時点で15%

先進的窓リノベ2026事業は、事務局が毎日午前0時時点の「予算に対する補助金申請額の割合」を公表しています。ここでいう申請額とは、提出された交付申請と交付申請の予約の総額(審査中を含み、却下・取り下げは含まない)です。

項目数値
予算総額1,125億円(令和7年度補正予算)
予算消化率(2026年8月1日0時時点)15%
申請額の目安(当サイト試算)約169億円
残りの予算枠(当サイト試算)約956億円
交付申請の期限遅くとも2026年12月31日(上限到達時はその時点)
交付申請の予約の期限遅くとも2026年11月16日(上限到達時はその時点)
出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト(事業概要・予算に対する補助金申請額の割合)。金額は消化率15%から当サイトが算出した概算です。

同じ「住宅省エネ2026キャンペーン」の4事業と並べると、窓リノベは最も余裕がある部類だとわかります。新築のみらいエコ住宅(GX志向型住宅)はすでに45%まで進んでいます。

住宅省エネ2026キャンペーン 事業別の予算消化率(2026年8月1日時点) みらいエコ住宅(GX志向型) 45% 給湯省エネ2026 34% 賃貸集合給湯省エネ2026 26% みらいエコ住宅(長期優良・ZEH) 20% 先進的窓リノベ2026 15% みらいエコ住宅(リフォーム) 2% ※新築のみらいエコ住宅は第1期と第2期の合計に対する割合。 出典:住宅省エネ2026キャンペーン公式サイト

窓リノベの補助金は「登録事業者」経由でしか申請できません

先進的窓リノベ2026事業は、工事を行う登録事業者が発注者に代わって交付申請を行い、補助金を還元する仕組みです。つまり依頼先が登録事業者でなければ、条件を満たす工事でも補助金は受け取れません。ヌリカエは、リフォーム会社を無料で複数社まとめて比較できる一括見積もりサービス(全国対応)です。見積もり時に「先進的窓リノベ2026の登録事業者か」を各社に確認しながら、価格と対応を比べられます。

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月別の申請ペース:4月20.6億円→6月44.0億円と毎月4割超で増加

事務局は毎月10日頃に、月別の交付申請(予約を含む)状況も公表しています。2026年7月10日更新時点の公式データが以下です。

交付申請件数交付申請戸数交付申請金額
2026年4月11,674件11,674戸20億5,727万円
2026年5月16,065件16,125戸30億6,749万円
2026年6月20,763件21,676戸44億384万円
累計(6月末)48,502件49,475戸95億2,861万円
出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「月別交付申請(予約を含む)状況」(2026年7月10日更新)。前月実績からの増加分を当月実績として扱っています。

6月末までの累計95億2,861万円は、予算1,125億円の約8.5%にあたります(当サイト算出)。ところが8月1日時点の公表値は15%です。ここから逆算すると、7月の1か月だけで約73億円が積み上がったことになります(当サイト試算。公式の7月分確定値は8月10日頃に公表される見込みです)。

先進的窓リノベ2026 月別の交付申請金額(億円) 2026年4月 20.6億円 2026年5月 30.7億円 2026年6月 44.0億円 2026年7月(試算) 約73億円 ※4〜6月は公式公表値。7月は8月1日時点の消化率15%から当サイトが逆算した概算値です。

増加率でみると、5月は前月比+49%、6月は+43%、7月(試算)は+67%。事業開始直後の立ち上がりが続いており、頭打ちの兆候はまだ見えません。窓リノベは工事から申請までのリードタイムがあるため、春に契約した案件が夏に申請として現れている構図です。

予算はいつ上限に達する?3シナリオで試算

8月1日時点の残り予算を約956億円とし、8月から12月までの5か月間で3つのペースを当てはめて試算しました。いずれも当サイトによる独自試算であり、事務局の公式見通しではありません。

シナリオ前提12月末の消化率上限到達時期
A:横ばい7月の約73億円/月が年末まで続く約47%到達しない(12月31日で期限満了)
B:緩やかな加速毎月+25%ずつ増える約82%到達しない見込み
C:実績ペース継続毎月+50%(4〜7月の平均的な伸び)が続く100%12月上旬
当サイト試算。残予算は「1,125億円×(100%−15%)」で算出。実際の申請動向により大きく変動します。

ここで効いてくるのが過去の実績です。先進的窓リノベ2024事業は2024年12月31日、2025事業は2025年12月31日をもって受付を終了しており(いずれも環境省公式)、過去2年は予算枯渇による前倒し終了は起きていません。2026年も同じ結末になる可能性は十分あります。

「まだ余裕がある=いつでもいい」ではありません。窓リノベは契約→工事→完了→申請という順番で、申請できるのは工事完了後です。11月に契約しても年内に工事が終わらなければ間に合いません。事業者の繁忙期(秋〜年末)と製品の納期も踏まえて逆算する必要があります。

自分はいつ動くべきか(判断チャート)

工事の規模はどれくらい? 内窓1〜2か所だけ 工期は1日〜数日 家じゅうの窓5か所以上 製品の納期に注意 外窓交換・ドアも含む 足場や大工工事が必要 10月末までに契約 年内申請にまだ余裕あり 9月末までに契約 見積もり比較は8月中に 8〜9月に契約 今すぐ見積もり依頼を 共通:予約は11月16日まで/交付申請は12月31日まで ※予算上限に達した時点で受付終了。工事完了後でないと交付申請はできません

見積もりは「8月中に」動くと選択肢が残ります

窓の断熱リフォームは、1社だけの見積もりでは相場が判断できません。同じ内窓工事でも会社によって金額に開きが出るうえ、補助金の申請代行に慣れているかどうかも会社ごとに違います。ヌリカエなら入力は無料で、複数社の見積もりをまとめて取り寄せて比較できます。秋の繁忙期に入る前に候補を絞っておくと、年内工事のスケジュールを押さえやすくなります。

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2026年の対象は「P(SS)」と「S」の2区分だけ

予算の残り具合と同じくらい重要なのが、そもそも自分の工事が対象になるかです。先進的窓リノベ2026事業の性能区分は、熱貫流率(Uw値)で次の2つに整理されています。

  • P(SS):Uw値1.1以下
  • S:Uw値1.5以下

Uw値が1.5を超える製品はこの事業の対象になりません。安さだけで製品を選ぶと補助金が1円も出ないことがあるため、見積書に記載された型番が性能証明書のどの区分かを必ず確認してください。なお本事業の対象外でも、みらいエコ住宅2026事業の対象になる場合があります(同一製品での重複申請は不可)。

戸建住宅で内窓を設置する場合の、1製品あたりの補助額は以下のとおりです。

性能区分特大(4.0㎡以上)大(2.8〜4.0㎡未満)中(1.6〜2.8㎡未満)小(0.2〜1.6㎡未満)
P(SS)Uw1.1以下140,000円89,000円58,000円36,000円
S Uw1.5以下76,000円52,000円34,000円22,000円
出典:先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「対象工事の詳細(内窓設置)」。戸建住宅および延床面積240㎡以下の非住宅建築物の場合。1戸あたりの上限は100万円、1申請あたり合計5万円以上の工事が対象です。

工事費を差し引いた実質いくらになるのかは、内窓の実質負担額はいくら?工事費相場−補助額の差引き早見表2026でサイズ別に計算しています。内窓・カバー工法・ガラス交換のどれを選ぶかで補助額が大きく変わる点は内窓・カバー工法・ガラス交換はどれを選ぶ?で比較しました。

◎ 2026年内に動くメリット

  • 予算消化率15%で枠に余裕がある
  • 1戸あたり上限100万円は例年どおりの高水準
  • 秋の繁忙期前なら工事日程を選びやすい
  • 冬の暖房シーズンに間に合う

△ 注意しておきたい点

  • 申請は工事完了後。契約が遅いと年内に間に合わない
  • Uw1.5超の製品は対象外
  • 登録事業者以外に頼むと補助金なし
  • 2027年度以降の同種事業は未定

締切から逆算する4ステップ

1

複数社に見積もりを依頼する(8月〜9月)

「先進的窓リノベ2026の登録事業者か」「対象製品の型番と性能区分」を必ず確認します。

2

契約する(規模に応じて9〜10月まで)

対象工事は2025年11月28日以降に着手したものが対象です。製品の納期も確認しておきます。

3

工事を完了させる(〜12月上旬)

交付申請は工事完了後です。年末は事業者も混み合うため、余裕を持った日程で。

4

登録事業者が交付申請(〜12月31日)

申請は事業者が代行し、補助金は契約代金への充当または現金で還元されます。予算上限に達した時点で受付は終了します。

他の補助金と時期を見比べたい方は省エネ・蓄電池補助金の締切カレンダー2026、事業者の選び方は窓リノベ2026の登録事業者の探し方と見積もりの取り方もあわせてご覧ください。制度の全体像は先進的窓リノベ2026事業とは?補助額は最大100万円にまとめています。

よくある質問

先進的窓リノベ2026の予算はもう埋まっていますか?

いいえ。2026年8月1日0時時点の公表値で、予算1,125億円に対する申請額の割合は15%です。残りは約956億円(当サイト試算)で、この時点では枠に余裕があります。

予算が上限に達したらどうなりますか?

補助金申請額が予算上限(100%)に達した時点で、交付申請(予約を含む)の受付が終了します。締切は予算上限に応じて公表される仕組みです。工事が終わっていても受付終了後は申請できません。

いつまでに契約すれば間に合いますか?

制度上の期限は交付申請が2026年12月31日、交付申請の予約が11月16日です。ただし申請できるのは工事完了後のため、内窓1〜2か所なら10月末、家じゅうの窓や外窓交換を含む工事なら8〜9月の契約が現実的な目安です。

去年は予算が足りなくなりましたか?

環境省の公式発表では、先進的窓リノベ2024事業は2024年12月31日、2025事業は2025年12月31日をもって受付を終了しています。過去2年は年末の期限まで受付が続きました。

どんな窓でも対象になりますか?

いいえ。2026年事業の性能区分はP(SS)=Uw1.1以下とS=Uw1.5以下の2つで、これを満たすことが確認された製品に限られます。ドア交換は他の窓工事と同一契約で同時に申請する場合のみ対象です。

出典

  • 先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「予算に対する補助金申請額の割合」(2026年8月1日0時時点/月別交付申請状況は2026年7月10日更新)
  • 先進的窓リノベ2026事業 公式サイト「事業概要」「対象工事の詳細(内窓設置)」
  • 住宅省エネ2026キャンペーン 公式サイト「予算に対する補助金申請額の割合(概算値)」(2026年8月1日時点)
  • 環境省「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)について」
  • 環境省「同(先進的窓リノベ2025事業)について」

※本記事の消化率から算出した金額、月別の増加率、上限到達時期の3シナリオは当サイトによる試算です。制度の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

年内の工事枠を押さえるなら、動くのは今

予算にはまだ余裕がありますが、間に合うかどうかを決めるのは予算より工事のスケジュールです。秋以降は事業者が混み合い、製品の納期も読みにくくなります。ヌリカエは全国対応のリフォーム会社紹介サービスで、費用は無料、複数社の見積もりをまとめて比較できます。まずは相場を把握するところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

省エネ住宅ナビ編集部です。国・自治体の公式情報をもとに、補助金・太陽光・蓄電池・エコキュート・リフォームの「いくらかかる?いくら戻る?」を中立の立場で整理しています。数値・期限は必ず一次情報で確認し、情報基準日を明示する編集方針です。

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