給湯器の交換費用の相場2026|ガス・エコジョーズ・エコキュート種類別の総額と内訳

給湯器・エコキュートの交換費用の相場2026を解説するアイキャッチ画像

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給湯器の交換費用は、ガス給湯専用なら工事費込み5〜8万円、追い焚き付きで10〜21万円、エコジョーズで12〜26万円、エコキュートは既存エコキュートからの交換で35〜50万円・ガス給湯器からの新設で40〜60万円が目安です。
2026年は国の「給湯省エネ2026事業」でエコキュート最大10万円・ハイブリッド最大12万円・エネファーム17万円が出るため、実質負担は相場から大きく下がります。
ただし補助金は「登録事業者と契約し、契約後に着工」が絶対条件。安い業者を先に決めてから補助金を探すと間に合わないため、費用と補助金は同時に検討してください。

この記事の要点(30秒でわかる)

  • ガス給湯器の交換は工事費込み5〜26万円、エコキュートは35〜60万円。同じ「給湯器交換」でも価格帯が5倍以上違う
  • 見積総額は「本体+標準工事費+既存機の撤去処分費」の3点セット。この内訳が分かれていない見積書は比較できない
  • 国の補助金(給湯省エネ2026事業)はエコキュート7万円+性能加算3万円=最大10万円、ハイブリッド10万+2万、エネファーム17万円
  • 電気温水器の撤去は+2万円、電気蓄熱暖房機の撤去は+4万円の加算あり。ただしエコキュートの撤去は加算対象外
  • 2026年6月16日時点で予算消化は約22%、撤去加算は約11%。まだ枠はあるが予算上限到達で終了する制度
  • 依頼先はガス会社/量販店/専門業者(ネット系)で価格差が大きい。同一条件で3社の相見積もりが最短の適正価格チェック

編集部の見解|「給湯器の交換費用」は本体価格より“総額の組み立て方”で決まる

編集部が各社の公表相場を並べて感じるのは、給湯器交換の価格差は本体の定価差ではなく「誰が工事をするか」と「撤去処分費をどう積むか」で生まれているという点です。同じリンナイやノーリツの同型番でも、ガス会社経由と給湯器専門のネット系業者では総額で3〜5万円、エコキュートでは10万円以上ひらくことがあります。本体の値引き率だけを見て安いと判断すると、標準工事費に含まれない配管延長や電源工事、既存機の処分費が後から積み上がり、結果的に高い方に着地します。

もう一つ見落とされやすいのが補助金と業者選びが不可分になっていることです。給湯省エネ2026事業は施主が直接申請できず、登録された「給湯省エネ事業者」が申請します。つまり最安の業者が登録事業者でなければ、10万円の補助を丸ごと失います。本体7万円安い見積より、補助10万円が取れる見積の方が安いという逆転が普通に起きるため、見積依頼の段階で「給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」と聞くのが最も費用対効果の高い一言です。

利用者の声から:Yahoo!知恵袋や価格.comの掲示板を見ると、「家電量販店とネット系の相見積もりを比べたら数万円違った」「壊れていないのに点検で交換をすすめられた」という相談が繰り返し出てきます。特に多いのが訪問や電話の“無料点検”から高額契約に進んでしまうケースで、通常10万円台のガス給湯器に数十万円、エコキュートで100万円級の請求という話も複数見られます。落とし穴は「今日決めれば割引」という即決圧力で、これが出た時点で相場から外れている合図と考えて良さそうです。編集部としては、故障してからでは選ぶ余裕がなくなるので、使用10年を過ぎたら壊れる前に相場だけ取っておくことをどちらかと言えばおすすめしたいところです。

※本欄は公式情報と利用者の声をもとにした省エネ住宅ナビ編集部の分析・見解です。最終判断は公式情報をご確認ください。

目次

給湯器の交換費用の相場【種類別・工事費込み】

給湯器の交換費用は「本体価格+標準工事費+既存機の撤去処分費」の合計です。まずは種類別の総額の目安を押さえましょう。下のグラフは各社が公表している相場レンジをもとに、編集部が中央値の目安として整理したものです。

給湯器の種類別 交換費用相場(工事費込み・中央値の目安/万円)ガス給湯専用(16〜24号)6.5万円ガス追い焚き付き(オート/フルオート)15万円エコジョーズ(追い焚き付き)19万円エコキュート(既存エコキュートから)42.5万円エコキュート(ガス給湯器から新設)50万円※交換できるくん・くらしのマーケット・リフォームガイド等の公表相場をもとに編集部が中央値の目安として整理。住宅条件で変動します。

ガス給湯器(給湯専用・追い焚き付き・エコジョーズ)の相場

種類工事費込み総額の目安向いている家庭
ガス給湯専用(16〜24号)約5.2〜8万円追い焚き不要・単身〜2人
ガス給湯+追い焚き(オート/フルオート)約9.7〜20.7万円自動湯はり・追い焚きを使う家庭
エコジョーズ(追い焚き付き)約11.8〜26万円都市ガスでガス代を下げたい家庭
出典:交換できるくん・くらしのマーケット・リフォームガイドの公表相場(2026年7月時点)をもとに編集部が整理

号数が上がるほど本体は高くなりますが、価格差は号数より「給湯専用か、追い焚き付きか」で大きく動きます。追い焚き機能を付けると配管が1系統増えるため、本体だけでなく工事費も上がります。なお、エコジョーズは国の給湯省エネ2026事業の補助対象ではありません(対象はエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームの3種)。

エコキュートの相場は35〜60万円|「既存エコキュートから」か「ガスから」で変わる

交換パターン工事費込み総額の目安追加で発生しやすい費用
既存エコキュート → 新しいエコキュート約35〜50万円基礎の作り直し・脚部カバー
ガス給湯器・灯油ボイラー → エコキュート(新設)約40〜60万円200V電源工事・専用ブレーカー・基礎工事・貯湯タンクの設置スペース確保
出典:交換できるくん・Cools・くらしのマーケットの公表相場(2026年7月時点)をもとに編集部が整理

ガス給湯器からエコキュートへ切り替える場合は、給湯器の入れ替えだけでは終わりません。200Vの専用電源工事、貯湯タンクを載せるコンクリート基礎、タンクの設置スペース(幅60cm前後×奥行80cm前後)が必要になり、この分が「新設は割高」の理由です。逆に、すでにエコキュートを使っている家の買い替えは電源も基礎も流用できるため安く収まります。

見積書の内訳|「総額が安い」だけで選ぶと後から積み上がる

給湯器の見積書は、次の3ブロックに分かれていれば健全です。どれかが「一式」でまとめられている見積は、他社と比較できません。

費用項目内容チェックポイント
本体価格給湯器・リモコン・貯湯タンク型番が明記されているか(同型番でないと価格比較にならない)
標準工事費取り付け・給水給湯配管接続・ガス/電気接続・試運転「標準」に何が含まれるかの範囲。配管延長・電源工事は別か
既存機の撤去処分費古い給湯器の取り外し・運搬・処分総額に含まれるか、後から請求されるか

見積で追加費用になりやすい項目(事前に確認する)

  • 配管の延長・交換:設置位置を変える場合や既存配管が劣化している場合
  • 200V電源工事・専用ブレーカー増設:ガス給湯器からエコキュートへ切り替える場合はほぼ必須
  • コンクリート基礎の新設:貯湯タンクを新たに置く場合
  • 高所・狭所作業費:マンションのパイプシャフト内や2階設置など
  • 寒冷地仕様・凍結防止ヒーター:地域によって指定機種が変わる
  • リモコン交換・追加:台所・浴室の2箇所化は別途費用になることがある

あわせて、屋外設置で外壁の傷みが目立つ場合は、給湯器交換の足場や作業と外装のメンテナンス時期が重なることもあります。住まい全体の修繕として比較したい場合は、リフォーム一括見積もりサイトの比較もあわせてご覧ください。

見積の内訳をそろえるいちばん確実な方法は、同じ条件で複数社に同時に出してもらうことです。無料の一括見積もりサービスなら、条件を1回入力するだけで地域の施工業者から総額の提示を受けられます。相場を知るためだけに使い、その後で断っても問題ありません。

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2026年の補助金|給湯省エネ2026事業で実質負担はいくら下がる?

国の「給湯省エネ2026事業」は、高効率給湯器の導入に定額を補助する制度です。補助額は「基本額+性能加算額+撤去加算額」の合計で決まります。

設置する給湯器基本額性能加算1台あたり最大
ヒートポンプ給湯機(エコキュート)7万円/台+3万円/台10万円
ハイブリッド給湯機(電気+ガス瞬間式併用)10万円/台+2万円/台12万円
家庭用燃料電池(エネファーム)17万円/台加算なし17万円
出典:給湯省エネ2026事業 公式サイト「対象要件の詳細(購入・工事タイプ)」。補助上限は戸建住宅でいずれか2台まで、共同住宅等は1台まで。

さらに、設置に合わせて古い機器を撤去する場合は撤去加算が付きます。

撤去する機器加算額上限
電気蓄熱暖房機4万円/台2台まで
電気温水器2万円/台基本額で補助を受ける台数まで
出典:給湯省エネ2026事業 公式サイト。エコキュートの撤去は加算対象外。撤去加算は予算額36億円を目途に実施し、達し次第終了予定。

たとえば電気温水器からエコキュート(性能加算あり)に交換する場合、7万円+3万円+撤去2万円=最大12万円。工事費込み45万円の見積なら実質33万円まで下がります。逆に既存エコキュートからの買い替えでは撤去加算が付かないため、最大10万円が上限です。

補助金でつまずきやすい5つのポイント

  • 施主は直接申請できない。登録された「給湯省エネ事業者」が申請するため、依頼先が未登録だと補助はゼロ
  • 工事請負契約の締結より前に着工すると対象外。「先に工事、契約は後で」は不可
  • 着工日は2025年11月28日以降。予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)
  • 施主支給・材工分離は対象外。ネットで本体だけ買って取り付けだけ依頼する形は補助が受けられない
  • 従前より省エネ性能が下がる機器や中古品、住宅以外の用途に設置する機器は対象外

個人が申請する場合はJ-クレジット制度への参加意思の表明も要件に含まれます(事務局が指定する団体への入会手続きは事務局側が行う選択肢もあります)。予算の消化状況は公式サイトで毎日更新されており、2026年6月16日時点で全体約22%、撤去加算は約11%でした。まだ枠はありますが、上限到達で受付終了になる制度です。

エコキュート単体の補助金の詳細はエコキュート補助金は最大10万円|給湯省エネ2026事業の対象機種・撤去加算・申請方法で、機種選びはエコキュート・エコジョーズ・ハイブリッド給湯器の選び方で詳しく解説しています。

交換のタイミング|「壊れてから」は必ず高くつく

給湯器の寿命はガス給湯器で約10年、エコキュートで10〜15年が目安です。完全に壊れてお湯が出なくなってから動くと、在庫のある機種しか選べず、相見積もりを取る時間も、補助金の要件を確認する余裕もなくなります。

給湯器交換の進め方(失敗しない5ステップ)①現状把握号数・型番・設置形態を確認②機種を決めるガス継続かエコキュート化か③補助金の可否給湯省エネ2026の登録事業者か④3社に相見積もり総額と内訳をそろえて比較⑤契約・着工着工前契約が補助の前提※補助金は「工事請負契約の締結後に着工」が条件。契約前の着工は対象外になります(給湯省エネ2026事業)。

お湯が出ない・温度が安定しない・異音や水漏れがあるなど、故障の前兆が出ているならエコキュートの寿命は10〜15年|交換サイン7つと買い替え費用の相場、すでにお湯が出ていない場合はエコキュートのお湯が出ない|原因別の応急処置と「修理か交換か」の分かれ目をご覧ください。

どこに頼むのが安い?依頼先6タイプの費用と特徴

依頼先価格の傾向強み注意点
ガス会社・電力会社高め連絡先が明確・安心感・アフター体制本体の値引き幅が小さい傾向
給湯器メーカー高め純正部品・保証が確実他社機種の比較ができない
家電量販店・ホームセンター中間店頭で相談できる・ポイント還元給湯器専門ではなく担当者の知識差が出る
給湯器専門業者(ネット系)安め本体値引きが大きい・施工実績が多い業者数が多く、質の見極めが必要
地域の工務店・水道工事店中間対応が早い・住宅事情を把握取扱機種が限られることがある
訪問販売非常に高いことがある点検を装った高額契約の相談が多数。即決しない
出典:東京ガス・大阪ガス(Daigasコラム)・交換できるくん等の依頼先解説をもとに編集部が整理

価格だけで言えばネット系の給湯器専門業者が有利ですが、「安い=正解」ではありません。補助金を使うなら給湯省エネ事業者に登録済みか、工事後の保証年数(本体・工事それぞれ)、緊急対応の可否まで含めて比べる必要があります。業者の見極め方と相見積もりの具体的な進め方は給湯器・エコキュートの交換業者の選び方で解説しています。

なお、比較の手間を減らしたい場合は一括見積もりサービスが手軽です。やり取りは無料で、提示された金額に納得できなければ契約せずに終われます。

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費用を抑える5つのコツ

①同一条件で3社に相見積もりを取る。型番・追い焚きの有無・設置場所をそろえて依頼します。条件がずれると価格差の理由が分からなくなります。

②補助金の対象機種から選ぶ。エコキュートは性能加算要件を満たす機種を選べば3万円上乗せされます。同価格帯なら加算対象を選ぶ方が実質安くなります。

③型落ち・現行の1世代前を狙う。給湯性能はほぼ変わらず本体価格だけ下がります。ただし補助対象製品リストに登録されているかは必ず確認してください。

④繁忙期を避ける。給湯器の故障は冬に集中します。年末〜2月は工事が混み合い、選択肢も価格交渉の余地も狭まります。

⑤自治体の補助金を重ねる。国費が充当されているものを除き、地方公共団体の補助制度は併用できます。お住まいの自治体の制度は都道府県別の省エネ住宅補助金まとめから確認できます。

ランニングコストまで含めて損得を判断したい場合はエコキュートの電気代は月いくら?ガス給湯器からエコキュートに交換するといくら得?もあわせてご覧ください。

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よくある質問(FAQ)

給湯器の交換費用は工事費込みでいくらですか?

ガス給湯専用が約5.2〜8万円、追い焚き付きが約9.7〜20.7万円、エコジョーズが約11.8〜26万円、エコキュートは既存エコキュートからの交換で約35〜50万円、ガス給湯器からの新設で約40〜60万円が目安です。いずれも本体・標準工事費・既存機の撤去処分費を含んだ総額の相場です。

2026年に給湯器を交換すると補助金はいくらもらえますか?

給湯省エネ2026事業では、エコキュートが基本7万円+性能加算3万円で最大10万円、ハイブリッド給湯機が基本10万円+加算2万円で最大12万円、エネファームが17万円です。加えて電気温水器の撤去で+2万円、電気蓄熱暖房機の撤去で+4万円の加算があります。エコキュートの撤去は加算対象外です。

エコジョーズは補助金の対象になりますか?

なりません。給湯省エネ2026事業の対象機器はエコキュート(ヒートポンプ給湯機)、ハイブリッド給湯機、エネファームの3種類です。エコジョーズは高効率ですが本事業の対象外です。自治体独自の制度で対象になる場合はあるため、お住まいの自治体の要件をご確認ください。

給湯器の交換はどこに頼むのが一番安いですか?

価格の傾向としては給湯器専門業者(ネット系)が最も安く、家電量販店が中間、ガス会社・電力会社・メーカーが高めです。ただし補助金を使う場合は「給湯省エネ事業者」に登録された業者と契約する必要があるため、最安の業者が最良とは限りません。総額・保証・登録有無の3点で比べてください。

本体をネットで買って取り付けだけ頼めば安くなりますか?

費用は下がる可能性がありますが、その形(施主支給・材工分離)は給湯省エネ2026事業の補助対象外です。補助10万円を失う方が高くつくケースが多いため、事前に総額で比較してください。また、施主支給の場合は本体保証と工事保証の責任範囲が分かれる点にも注意が必要です。

見積もりを取ったら必ず契約しなければいけませんか?

いいえ。一括見積もりサービスも各社の現地調査も、提示内容に納得できなければ断って構いません。相場を知る目的だけの利用も一般的です。ただし訪問販売でその場での即決を求められた場合は、いったん保留にして他社の金額と比べることを強くおすすめします。

出典・参考

※本記事の費用相場は2026年7月時点の各社公表値をもとにした目安です。実際の金額は住宅の設置条件や地域で変動します。補助金の要件・予算状況は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

あわせて読みたい:エアコンの寿命は何年?買い替えの目安と2027年問題【2026年】

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この記事を書いた人

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