EV充電の電気代は1,000kmで3,844円〜|夜間プラン・太陽光自家消費の比較【2026年】

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EV(電気自動車)を自宅で充電したときの電気代は、1,000kmあたり約3,844円〜4,991円です。日産サクラ(交流電力量消費率124Wh/km)を家電の電力料金目安単価31円/kWhで充電した場合が約3,844円、旧型リーフe+(161Wh/km)でも約4,991円。ガソリン車(燃費15km/L・レギュラー170.1円/L)の約11,340円と比べるとおおよそ3分の1〜2分の1に収まります。さらに太陽光発電の余剰電力で充電できれば、1,000kmあたり1,029円まで下がる計算です。

この記事のポイント

  • 自宅充電の電気代は1,000kmあたり3,844円(サクラ)〜4,991円(旧型リーフe+)。目安単価31円/kWhで計算
  • 東京電力「夜トク8」は夜間31.64円・昼間42.60円。差は10.96円/kWhで、サクラなら1,000kmあたり約1,359円・年8,000kmで約1.1万円の差
  • 太陽光の余剰で充電すれば1,000kmあたり1,029〜2,976円。卒FIT後の単価8.3円/kWh相当ならガソリン比で約11分の1
  • 夜間プランは基本料金がkW単価制のため、充電と他の家電が重なると基本料金が上がることがある

太陽光+蓄電池なら、EVの充電コストは「1,000kmで1,029円」まで下がります

自宅の屋根で発電した電気をそのままEVへ回せれば、系統から買う31円/kWhが不要になります。まずは設置費用と発電量を複数社で比較するのが最短ルートです。

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目次

EV充電の電気代は1,000kmあたりいくら?車種・単価別の一覧

EVの充電コストは「電費(交流電力量消費率)×電気の単価」で決まります。カタログに載る交流電力量消費率は充電時のロスを含んだ値なので、そのまま電気代の計算に使えます。ここでは走行1,000kmあたりの金額で比べます。

充電方法・電気の単価サクラ
124Wh/km
リーフ B7 X
130Wh/km
旧型リーフ e+
161Wh/km
太陽光の余剰で充電(卒FIT期・8.3円/kWh相当)1,029円1,079円1,336円
太陽光の余剰で充電(FIT24円/kWh相当)2,976円3,120円3,864円
系統から購入(目安単価31円/kWh)3,844円4,030円4,991円
夜トク8・夜間(31.64円/kWh)3,923円4,113円5,094円
夜トク8・昼間(42.60円/kWh)5,282円5,538円6,859円
(参考)ガソリン車の燃料代:燃費15km/Lで11,340円/20km/Lで8,505円(レギュラー170.1円/L・2026年7月27日時点)

走行1,000kmあたりの金額(税込)。電費はメーカー公表のWLTCモード交流電力量消費率。

1,000kmあたりの充電コスト(日産サクラ・124Wh/km換算) 太陽光の余剰(8.3円) 1,029円 太陽光の余剰(24円) 2,976円 系統・目安単価31円 3,844円 夜トク8・夜間31.64円 3,923円 夜トク8・昼間42.60円 5,282円 (参考)ガソリン15km/L 11,340円 ※単価は2026年7月時点。太陽光は売電を見送る機会費用で試算

年間8,000km走る想定に換算すると、サクラは年間約30,752円(月約2,563円)、リーフB7 Xは約32,240円、旧型リーフe+は約39,928円。ガソリン車(15km/L)の約90,720円に対して年6万円前後の差が生まれます。

夜間が安い電気料金プランで充電すると、いくら変わる?

東京電力エナジーパートナーの「夜トク8」は、午後11時〜翌午前7時が31.64円/kWh、午前7時〜午後11時が42.60円/kWh(税込・燃料費調整額を除く)。ここで押さえておきたいのは、夜間単価そのものは家電の目安単価31円/kWhとほぼ同じ水準だという点です。「夜間プランに変えれば劇的に安くなる」という説明は、単価が今より低かった時代の話が残っているケースがあります。

効くのは昼間との差です。42.60円−31.64円=10.96円/kWh。サクラ(124Wh/km)なら1,000kmあたり約1,359円、年8,000kmで約1.1万円の差になります。つまり夜トク8のメリットは「プランを変えること」ではなく、充電を確実に深夜へ寄せられるかどうかで決まります。タイマー充電の設定は必須です。

なお夜トク12は午後9時〜翌午前9時が33.33円/kWh、午前9時〜午後9時が44.16円/kWh。帰宅が早く21時台から充電を始めたい人はこちらが合う場合もあります。電気料金プランの選び方もあわせて確認してください。

夜トクプランは「基本料金」の落とし穴に注意

夜トクプランの基本料金は1kWあたり255.69円で、30分ごとの使用電力から決まるスマート契約です。EVの普通充電(200V・約3kW)が乾燥機やエコキュートと重なると、その月の最大需要電力が上がり、その後11か月間の基本料金に反映され続けます。充電の開始時刻を他の大電力機器とずらすだけで避けられるので、タイマー設定時に必ず確認してください。

EVの充電代を根本から下げるなら、太陽光+蓄電池の比較が先

夜間プランで下がるのは1,000kmあたり約1,359円。一方太陽光の余剰で充電すれば約1,000〜2,800円まで下がります。設置費用は業者ごとに数十万円の差が出るため、まず相場を知ることが節約の近道です。

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太陽光の自家消費で充電すると電気代はどう変わる?

屋根の太陽光で発電した電気をそのままEVに充電すれば、電力会社への支払いは発生しません。ただし「完全に無料」ではありません。売電できたはずの分を失うので、その売電単価が実質的なコストになります。

2026年度の住宅用太陽光(10kW未満)のFIT買取価格は、最初の4年間が24円/kWh、5年目以降の6年間が8.3円/kWhという初期投資支援スキームです。つまり5年目以降は自家消費に回すほど圧倒的に有利になります。サクラ・年8,000km(992kWh)で比べると、系統から31円で買えば年30,752円、24円相当なら23,808円、8.3円相当なら年8,234円。系統購入との差は年約2.3万円です。

問題は「発電する昼間に、EVが自宅にあるか」。日中に通勤で使うなら、発電を蓄電池に貯めて夜にEVへ回す、あるいはV2Hで家とEVの間を双方向にする構成が現実的です。自家消費率そのものの上げ方は太陽光の自家消費率を上げる方法7選で詳しく解説しています。

あなたに合うEVの充電方法はどれ? 自宅に太陽光発電がある?いいえはい深夜に駐車したまま充電できる?昼間に自宅で充電できる?はいいいえはいいいえ夜間が安いプランへ23時〜7時に充電し1,000km約3,923円まず200V専用回路昼充電のままだと1,000km約5,282円余剰をそのままEVへこれが最安ルート1,000km1,029〜2,976円蓄電池・V2Hで夜へ昼の発電を貯めて夜にEVへ回す※金額は日産サクラ(124Wh/km)・走行1,000kmあたりの試算 ※夜間単価は東京電力「夜トク8」(夜間31.64円/昼間42.60円)で計算

ガソリン車と比べて年間いくら安い?

年8,000km走る前提で、燃料代だけを並べます(レギュラー170.1円/L・2026年7月27日時点の全国平均)。

条件(年8,000km)年間の燃料・電気代ガソリン15km/Lとの差
サクラ+太陽光の余剰(8.3円相当)約8,234円−約8.2万円
サクラ(目安単価31円)約30,752円−約6.0万円
リーフ B7 X(目安単価31円)約32,240円−約5.8万円
旧型リーフ e+(目安単価31円)約39,928円−約5.1万円
ガソリン車 20km/L約68,040円−約2.3万円
ガソリン車 15km/L約90,720円

燃料・電気の単価のみの比較。税金・保険・車両価格・充電設備の初期費用は含みません。

自宅充電のメリット

  • 燃料代がガソリン車の3分の1〜2分の1
  • 帰宅後に差すだけで満充電、給油の立ち寄りが不要
  • 夜間単価・太陽光の余剰と組み合わせてさらに下げられる
  • エンジンオイル交換などの整備項目が減る

デメリット・注意点

  • 200V専用回路の工事費が初期に必要(数万円〜)
  • 集合住宅や駐車場の権利関係で設置できない場合がある
  • 公共の急速充電は自宅充電より単価が高くなりやすい
  • 冬場の暖房使用時は電費が悪化し、上記より高くなる

EVの充電代をさらに下げる5つの手順

1

200V専用回路を用意する

100Vでは充電に時間がかかり、深夜帯に充電を収めきれません。まずEV充電器の設置費用を確認し、専用回路を確保します。

2

タイマー充電を必ず設定する

夜トク8なら23時以降の開始が条件。車両側とコンセント側のどちらでタイマーを掛けるか決めておきます。

3

大電力の家電と時間をずらす

エコキュートや乾燥機と重なると契約電力(基本料金)が上がります。開始時刻を1〜2時間ずらすだけで回避できます。

4

料金プランを走行距離で選び直す

年3,000km以下なら差額は数千円で、プラン変更の手間に見合わないこともあります。走行距離が多い家庭ほど夜間プランの効果が出ます。

5

太陽光・蓄電池で自家消費に切り替える

単価8.3円/kWh相当まで下げられる唯一の手段。設置費用は業者間で差が大きいため一括見積もりで比較します。

よくある質問

EVの充電で自宅の電気代はどのくらい増えますか?

年8,000km走る想定なら、日産サクラ(124Wh/km)で年約30,752円(月約2,563円)、リーフB7 X(130Wh/km)で年約32,240円の増加です。電力料金目安単価31円/kWhで計算した金額で、契約中の料金プランの単価によって上下します。

夜間が安い電気料金プランに変えれば必ず安くなりますか?

必ずではありません。東京電力「夜トク8」の夜間単価は31.64円/kWhで、家電の目安単価31円/kWhとほぼ同水準です。効果が出るのは昼間42.60円/kWhとの差10.96円/kWh分で、充電を深夜へ確実に寄せられる場合に限られます。基本料金が1kWあたり255.69円のスマート契約である点にも注意してください。

太陽光で充電すれば電気代はゼロになりますか?

電力会社への支払いは減りますが、売電できたはずの収入を失うため実質コストはゼロではありません。2026年度の住宅用太陽光(10kW未満)のFIT買取価格は最初の4年間が24円/kWh、5年目以降の6年間が8.3円/kWhなので、5年目以降は自家消費へ回すほど有利になります。

ガソリン車と比べて年間いくら安くなりますか?

年8,000km・レギュラー170.1円/Lの前提では、燃費15km/Lのガソリン車が約90,720円、日産サクラを目安単価31円/kWhで充電した場合が約30,752円で、差は年約6.0万円です。車両価格や充電設備の初期費用は含まない燃料代のみの比較です。

マンションでもEVを自宅充電できますか?

駐車場への充電設備の設置には管理組合の合意と電気容量の確認が必要で、戸建てのように自由には進められません。設置できない場合は公共の充電サービスが主体になり、自宅充電より単価が高くなりやすい点を踏まえて維持費を見積もってください。

出典

走行距離が多いほど、太陽光+蓄電池の回収は早くなります

年8,000km走るなら系統購入で年約3万円。自家消費に切り替えれば年2.3万円前後を圧縮できる計算です。設置費用は業者ごとに数十万円の差が出るため、必ず複数社を比べてください。

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この記事を書いた人

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